ブース:
文書館
拠点:
日本
石川
Q 簡単な自己紹介をお願いします。
石川県金沢市に拠点を置くIACKは、2017年に写真家の河野幸人のアトリエとして設立。その後「開かれた書斎」というコンセプトのもと、週末にだけオープンするブックショップ&ギャラリーとして一般開放を開始しました。 独立系出版者から大手出版社まで、現代写真を中心とした世界各国の作品集を取り扱うほか、ギャラリーとしてさまざまな企画展を行っています。
Q Pages | Fukuoka Art Book Fair 2025でのブースプランを教えてください。
写真集やアートブック玄人から、これから読み始めたい初心者の方まで満足するようなラインナップでお届けいたします。今回はノルウェーの独立系出版社Multipressや、イタリアのBilderAtlasをはじめとした女性作家たちによる写真集や、店主の新作を展開予定です。
Q 福岡おすすめの場所、もしくは行ってみたい場所を教えてください。
行ってみたい場所は多々ありすぎて絞れませんが、空き時間に北陸では食べれない美味しいものを頂きたいと思っています。
Q アートブックやZINEを出版するきっかけや理由、出版にまつわる活動を続けるモチベーションを教えてください。
IACKの原点であり、店主が写真家を志したきっかけは、ロンドンへの留学中に現地のインディペンデント出版シーンとアートブックフェアの熱気に触れたことでした。それまで出版に抱いていたお堅いイメージと異なり、普通の(普通じゃないかもしれないですが)若者たちが中心となり、クールなカルチャーとして本が存在していることに衝撃を受け、その姿勢に感化されました。以降、自身でも本を多数製作しながら世界各地のブックフェアに出展し、そして現在では拠点となるIACKを立ち上げ、運営するにいたっています。
Q 来場者の方に向けたメッセージ。
普段は目に留まらないものが目に止まったり、テーブルでの会話を通してなぜか買ってしまったりと…ブックフェアの醍醐味は、書店と違い熱気の渦の中に身を置くことにあると思います。とはいえしっかりと本に向き合えるように、お持ちするタイトルには全て簡単な解説を書いたスリップが入っております。黙々とそちらをお読みいただいても構いませんし、気になることや聞きたいことがあれば遠慮なく聞いてください。IACKのテーブルで新たな発見や楽しみが生まれれば何よりです。