ブース:
余香殿
拠点:
日本
福岡
Q 簡単な自己紹介をお願いします。
福岡を拠点にグラフィックデザイン、写真、編集、アート制作などの分野で活動しています。最近の仕事に光石研『リバーサイドボーイズ』、千葉県立美術館50周年『五十嵐靖晃 海風』のブックデザインなど。クライアントワークと並行して佐久間裕美子氏のSakumag Collective、福岡のコレクティブumbresなどにも参加し、社会運動とデザインとの接点を探っています。
Q Pages | Fukuoka Art Book Fair 2025でのブースプランを教えてください。
TABF2024に合わせて東京都現代美術館前の路上で行われた「PALESTINE ART BOOK FAIR」に連帯し、みさこのブース内で開催します。私自身が制作するzineやマーチのほか、福岡や各地でパレスチナ連帯活動を行うクリエイターの作品を販売し、売上の一部または全てを支援団体に寄付する予定です。
Q 福岡おすすめの場所、もしくは行ってみたい場所を教えてください。
太宰府天満宮の参道にあるローカルな和菓子屋「梅園(ばいえん)」さんがおすすめです。小さな博多人形のフィグが入った「うその餅」はお土産にぴったりですし、社長の佐藤真理さんは太宰府の歴史にも詳しく、地元のことをたくさん教えてもらえますよ。
Q アートブックやZINEを出版するきっかけや理由、出版にまつわる活動を続けるモチベーションを教えてください。
zineを通じて自分の感覚や価値観を表現し、それを元に他の人と交流することが大好きです。書籍・SNS・動画など、それぞれのメディアによって生まれる独自の表現がありますし、それはアートブックやzineでも同じだと考えています。FABFなどのイベントも、即売会の形で制作者と各地の読者/制作者同士が直接話せるので、貴重な機会だと思って参加しています。
Q 来場者の方に向けたメッセージ。
一部のクリエイティブ業界の人たちは、政治的なことに対して黙っていることがクールだと思っているのでは?と感じることがあります。私はいまパレスチナで起こっていること、それに対して自分たちの作品で問題を伝えたり、連帯の意思を表明したりする活動に小さな希望を感じていて、それを来場者の方とシェアしたいなと思って参加しました。よろしくお願いします。