ブース:
余香殿
拠点:
日本
東京
Q 簡単な自己紹介をお願いします。
STRAIGHTは、自然科学の驚異的な魅力を余すところなく引き出し、デザインやプロダクトとして表現するパブリッシャーです。活動の根幹にあるのは、生物学者エドワード・O・ウィルソン(Edward O. Wilson)が提唱した「バイオフィリア(Biophilia)」の概念です。この思想は、人間が本能的に自然とのつながりを求める衝動を持つことを示唆しています。私たちは自然界に潜む美しさや多様性を、ただの知識として伝えるのではなく、人々の「バイオフィリックな衝動」に響くヴィジュアルブックとして具現化することを目指しています。
Q Pages | Fukuoka Art Book Fair 2025でのブースプランを教えてください。
九州でのイベントには初出展のため、一般書店流通していないタイトルをフルラインナップで見ていただける初めての機会になります。また去年末に出た新刊である昆虫標本のデザインに関する「TENSOKU -Insevt preparation-」、5月発売予定のジャングルの植物の葉模様をテーマにした「MIST LOVERS」のプレビューなども行いたいと思っています。また、既刊にまつわる博物標本の展示もあわせて検討しています。
Q 福岡おすすめの場所、もしくは行ってみたい場所を教えてください。
まさに太宰府天満宮は1番好きなところです。鷽替神事には何度か参加したことがあり、非常に興味深いものでした。
Q アートブックやZINEを出版するきっかけや理由、出版にまつわる活動を続けるモチベーションを教えてください。
普段は一般流通の書籍、雑誌の制作にたずさわっていますが、そうした大手のシステムでは作ることができない、また別の魅力的な世界を、こうした小規模の出版では作ることができるからです。
Q 来場者の方に向けたメッセージ。
人間が本能的に求めていると言われる、自然界が作り出すデザインの世界の魅力についてお伝えできたらと思います。